32歳から俳優を目指せるのか

32歳ダメ人間が無謀な目標に挑戦するブログ

今日で東京来て一年

そういえば今日で東京に来て一年になる,この一年は本当にあっという間だったのと同時にもう三年ぐらい東京に住んでるんじゃないかと思うぐらいに濃厚だった。

こっちへ来て事務所のレッスンが始まり,そして初めての撮影,そして何回目かの撮影での初めてセリフ(一言だけだけどw)秋には事務所主催の舞台にも出た。そして年末にはとあるご縁で某監督主催の忘年会にも行ってきた。

(一番の収穫はグラビアアイドルとLINEを交換した事w)

この一年でホントに色んな人と出会ってきた,みんなホントに良い人ばかり(途中でマルチ商法に誘われた事もあったけど)で事務所の仲間も素敵な人ばかりでこういう環境に恵まれてるってのは本当に運が良かったと思うし周りにも感謝してる。

そして俳優としてこの一年間はどうだったのかというと。

やはりこの世界は厳しいなぁと,考えが甘かったなぁと。

もっとオーディションとかバンバン受けれるもんだと思ってたけども、それがね見事に書類審査で落ちまくるんだわ……

そしてオーディションを受ける機会も少ないのね。

エキストラの仕事はなんぼでもあるのよホント,そしてちゃんと役もらえる仕事の取り方ってそういうエキストラにドンドン参加して同じ現場の人に名前覚えてもらってその人が番組作る時に呼んでもらったりとか,そういうのが結構多いらしい。

結局は横の繋がりなんだはな。

でも自分はそんなグイグイいけるタイプじゃないからさホントに向いてないと思う。

そしてこのエキストラってのがまためちゃくちゃしんどい,大体夜勤明けで撮影行ってそこから8時間とか撮影やってそのまままた夜勤行ったりとか日によっては36時間起きっぱなしの時もあった。

おっさんにはこれが結構キツい,そんな生活送ってたら目が痙攣しだしたりしてさ(一ヶ月ぐらいで治ったけど)

でもこれぐらいしんどいのは当たり前なのかも知れない。

そしてなんやかんや過ごしてきたけど自分が成功するというビジョンが全然思い浮かばないし実力も不足しすぎて今からそれを補うとなると物凄い時間と勉強が必要なのかもしれない,とにかく今まで33年生きてきたけども積み重ねてきたものが薄っぺらすぎるんだ。

先が見えないってのはこういう事だ,そしてそれに焦ってる。自分の人生だけでは無くて周りの人生も犠牲にしてる(主に家族)のだから。

でも先が見えないからって止まる訳にはいかない,とにかく歩かないと,少しでも前に進まないと,歩くのが遅すぎで目標にたどり着くまでには時間が足りないかもしれない。

それでもとりあえず前に進まないと。

努力って言葉が嫌いだ。

言葉で言うのは簡単だけどやるのは滅茶苦茶難しい。

そんな言葉に腹が立ちながら今日も発声と滑舌,そして筋トレはやっておくよ。